キャッシングの利用中に死亡した場合の対応

最近ではキャッシングの人気も高まっていることもあり、利用する人が老若男女問わずに増加しています。
そのため、不意なトラブルに合うことも良く耳にします。
それは、家族がキャッシングを利用していたことが、亡くなってからわかるというトラブルです。

死亡して初めて借金があったとわかる場合、家族はやはり驚くことになります。
本人が死亡した場合、残された家族はどのように対応すればよいのでしょうか。
原則的に、亡くなった方の現金などを遺産相続する人は、このキャッシングも返済する義務を負うことになります。

なぜなら相続とは、負の財産も相続する義務があるためです。
しかし、保証人を設定したうえでご利用していた場合、返済の義務は保証人へ移行します。
亡くなっても返済の義務は残る仕組みです。

キャッシング会社によってはこうしたトラブルに対応するために、保険に入っていることもあります。
ご親族などがいらっしゃらない場合もあるためです。
こうした場合はかりていたご本人が死亡した時点で、支払う義務は終了し、保険から補てんされることにあります。
ただしこうしたケースは稀です。
借りているお金は返すことが原則ですから、会社から通知などが来た場合、残された家族は弁護士などに相談すると良いでしょう。